禁煙のすすめ
タバコの害? よく分かってるけどやめられないんだよ…という方に朗報です!
「ニコチン依存症」と診断されれば、医療保険で禁煙が出来るようになりました。
このチャンスに禁煙を考えてみませんか?
タバコと寿命
ご存知ですか? 1日20本タバコを吸うと、1日で2時間、1年で28日も命が縮まると言われます。
タバコの煙の中には発ガン物質・ニコチン・一酸化炭素・線毛を破壊する物質などたくさんの有害物質が含まれていて、それを吸い込むことでいろんな病気にかかり易くなるからです。その一部をご紹介すると・・・・・
タバコと癌
動物実験の結果、1日35本のタバコを12.5年間吸い続けると気管支や肺に癌が発生するといわれます。また、タバコを吸う人は全く吸わない人に比べて、男性で4.4倍、女性で2.3倍も肺がんになる危険が大きいともいわれます。
ただ、嬉しい事に、禁煙して1~4年たてば癌を発症する危険も半分に減るそうです。
タバコと心筋梗塞・脳梗塞
タバコを1本吸うと、血圧は10~15%上がり、脈拍は40%増えます。また、皮膚温は2~3℃低下します。これは、ご存知のニコチンの血管収縮作用です。当然心臓の血管も脳の血管も収縮します。
さらに、タバコの煙の中の一酸化炭素は、赤血球から酸素を追い出し、からだ中を酸欠状態にします。酸欠状態が長く続くと ⇒ 酸素をたくさん運ぼうとして赤血球が増えますが ⇒ 赤血球が増えると ⇒ 血液がドロドロになります。
もうお解かりのように、ドロドロの血液が細くなった血管を通ると詰まり易くなりますよね。
心臓で詰まれば心筋梗塞、脳で詰まれば脳梗塞なのです。
タバコを吸わない人も危険
喫煙者のそばでタバコの煙を吸うことは、喫煙するより危険と言われます。副流煙(受動喫煙)のほうが、有害物質をたくさん含むからです。
「私はたばこを吸わない!」「吸わせない」と思われた方は、はからめスタッフにご相談ください。簡単に止められる禁煙グッズをご紹介いたします。
★参考資料 健康ネット:喫煙と健康 より抜粋・参照して編集
稲田 衣子(はからめ薬局)
はからめ通信 Vol.3 (2006.06.15号)