あなたも、挑戦してみませんか。
毎年秋「流山市民まつり」に、流山市薬剤師会は「くすりの相談」を出しています。
その場で、市民にクイズを答えていただき、薬の使い方をお伝えしています。
あなたも、挑戦してみませんか。
「お薬手帳」とはなんでしょう?
a. 今までのんだ薬が管理できる手帳
b. 薬を売ることができる人の身分を証明する手帳
c. 薬のおまけについてくるノート
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a. 今までのんだ薬が管理できる手帳
薬局でお渡しするお薬手帳は、あなたに出された薬の記録帳です。複数の医療機関で出された薬も、いっしょに記録することで重複や有害な飲み合わせを防止できます。震災でカルテやコンピュータが破損したとき、お薬手帳の記録は大変役に立ちました。
「ジェネリック医薬品」を薦められますが、大丈夫でしょうか?
a. 安いが効能に不安が残るくすり
b. 有効性と安全性が確かめられたくすり
c. 高齢者向けのくすり
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b. 有効性と安全性が確かめられたくすり
ジェネリック医薬品は、長く使われ定評ある医薬品で、特許が切れたために発売された薬です。先発品と同等の効果があることを確認して販売が承認されています。安いからといって薬の効き目が弱いわけではありません。心配な場合は、薬剤師に相談してください。
お薬が余った。どうしたら良いでしょう?
a. よく効いたので人にあげる
b. もったいないので、薬局に返品しお金を返してもらう
c. 医師・薬剤師に相談し、処方変更をしてもらう
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c. 医師・薬剤師に相談し、処方変更をしてもらう
お薬は1人1人の症状に合わせて出されたものです。決して人に渡したりしないで下さい。大変残念なことですが、法律の規定により、患者さんにお渡ししたくすりを薬局で引き取ることができません。診察室で医師に伝えそこなった場合、薬剤師が相談に乗らせていただきます。お気軽にお声かけ下さい。
大災害のすぐ後、お薬を手に入れる方法は?
a. 避難所の救護所から薬をだしてもらう
b. 手持ちの薬でがまんする
c. 近所の人から薬をもらう
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a. 避難所の救護所から薬をだしてもらう
救護所では、最小限の薬が手に入ります。しかし、救援が入るまでの数日間は、自分たちで生活を支えなくてはいけません。服用している薬を持ち出せるよう、わかりやすいところにおきましょう。他人の薬は、あなたに合わないことがあります。
医療機関が診療を再開した時に望ましい行動は?
a. 十分な検査ができる病院に受診する
b. 今までの治療がわかる「お薬手帳」を持参する
c. 受診した時につらい症状を訴える
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b. 今までの治療がわかる「お薬手帳」を持参する
今回の震災ではカルテやコンピュータが破損し、過去の治療記録が読めなくなりましたが、お薬手帳を元に薬を調剤できました。お薬手帳は、あなたに出された薬の記録です。重複や有害な飲み合わせを防止するだけでなく、災害時に有用であることがわかりました。
放射能汚染が気になります。何をしますか?
a. 「ただちに健康に害はない」ので、がまんする
b. 子どもが心配なので転居する
c. 汚染状況を測定し、除染する
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c. 汚染状況を測定し、除染する
土壌の放射性セシウムが問題になっています。線量が高い場所を除染することで、健康被害を防止できます。セシウムを吸着する食品などの、効果はありません。人が生活する場所から遠ざけることが大切です。きちんとした線量計で測定し、表土や側溝の汚泥を取り除くことで、線量を低下できます。