在宅療養の患者さんを、薬剤師がサポートします
薬を取りにいけない
薬の飲み方がわからない
薬が余って困る
こんな悩みをお持ちのみなさん、薬剤師に声をかけてください。
通院が困難な方では、特にお困りのことと思います。
薬剤師が患者さんの自宅・入居施設までおうかがいします。
住み慣れた家で治療を続けられるように、「地域包括ケアサービス」の充実が進められています。薬剤師も、在宅患者訪問薬剤管理指導(医療保険)、あるいは居宅療養管理指導(介護保険)として訪問しています。
図 地域包括ケアシステム
出典:社会保障審議会 介護保険部会(第46回) 資料3(2013年)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000018729.pdf
訪問は、医療上必要な方に、医師の指示をうけて、患者さん(またはその家族の方)と薬局が契約して実施します。お申し込みは、薬局で声をかけていただくか、主治医・看護師・ケアマネジャーにご相談ください。
薬剤師は、患者さん宅を訪問し、薬の使用状況、病状や心身の状況、療養環境などをみて薬学的判断をします。そして、処方医と相談し、患者さんに最も適した薬を選び、薬の使い方の疑問にお答えします。
薬剤師が訪問して出来ること
- 調剤した薬を自宅まで届けます。
- 飲み残し薬や、服用に困る薬の改善をはかります。
- 一包化やお薬カレンダーなど、飲み忘れを防ぐ工夫をします。
- 錠剤の粉砕、散剤や液剤への変更など、飲みやすくする工夫を考えます。
- 薬の有効性や副作用の有無をチェックして処方医に報告し、治療の改善に努めます。
ご利用料金
これは基本料金で、加算や減免が発生することがあります。詳しいことは、薬局でお聞きください。
●薬代は、医療保険が適応されます。
●薬代と別に、訪問指導料が必要です。(1回ごと)
(ア) 介護保険利用の方 (居宅療養管理指導)
500円(老人ホームなど350円)
(イ) 介護保険でない方
医療保険の負担割合により金額が異なります。
1割負担の方は650円
流山市薬剤師会 在宅支援薬局
一覧表の見方
2014年5月現在の状況です。郵便番号順に並んでいます。
○は”可能”、△は”応相談”、-は”準備無し”。
単純に回答できないことも多く、ご利用にあたっては各薬局にご相談ください。
リスト更新: 2014年7月16日
【注記】
1. 在宅患者訪問薬剤管理指導 届出
届け出済みの薬局は、医療保険での訪問準備ができています。
介護保険での訪問は、すべての薬局が可能です。
2. 訪問 要望受付
実際に訪問受付が可能かを回答。
受付できない薬局は、背景が灰色になっています。
3. 訪問実績数
直近の1カ月平均件数。
4. 24時間調剤・時間外対応
1) 24時間対応の施設基準を満たし、すぐに調剤できる
2) 時間外の緊急連絡先電話を患者に伝え、必要であれば駆けつけて調剤も可能
3) 年内に上記のどちらかを開始する
在宅支援薬局リスト pdfファイル